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2010年7月7日(水)

水道をつくろう・後編


おいしい山水の簡易水道・作り方

 前回は途中で雨が降り出し完成させられなかったため、簡易水道づくりにもう一度やって来ました。
 今日で総仕上げです。
 空気抜きとかサイフォンの原理とか、今回も色々勉強になったなぁ・・・

 ※左から右へ進んで下さい。

 簡易水道の作り方その2。今日は集水槽2号の設置から始めます。  この段階ではまだ山水を集水槽に入れてはダメです。まだパイプを繋ぐ前段階なので、水道管に水が入ると重くなって作業がしづらいからです。  水道管となる塩ビパイプはなるべく太陽の当らない場所を走らせ、斜面の場合はパイプが落っこちないように杭を打って固定させましょう。
 パイプとパイプの接続部分には空気抜きのための弁を取りつけます。バーナーでパイプを溶かして接着させます。  三つ又の空気弁はパイプとパイプ、そして空気を逃がす穴の3つを繋ぎます。  空気抜きの部分は木の枝を削って作った栓をかぶせます。水の出が悪い時に栓を抜くと、パイプ内の空気がここから出てパイプ全体にうまく水圧が加わり、水が流れやすくなります。
 水道管役のパイプは、下流に行くにつれ徐々に細くしていきましょう。そうすると水圧が加わりやすくなります。今回は50mのパイプを4種類使いました。  パイプの接続がすべて完了したらいよいよ山の水を流し込んでみます。ドキドキの瞬間。  集水槽1号から2号に流れ込んできた山の水。この段階ですでにちょびっと感動。
 そして空気抜き弁の栓を抜き、全てのパイプの中の空気を抜きます。  そしてキャンプ場に取り付けたパイプの先からはごうごうと山の水が流れてきました。 「父さん、水が出た!水が出たよ!」と、純と蛍が感動したのもうなずけます。北の国からの大ファンの私にはたまらない瞬間です。 
 私の父さんは現場にいないため、一緒に手伝ってくれた村の方に「水が出ました!」と報告。  そして集水槽2号にも忘れずにトタンの屋根をかぶせて完成。 「いやー、今日もいい仕事できたなー」と川原で一服。この川で子供たちが思い切りキャンプできる日も近いです。


 水道をつくろう企画はこれにて終了。7/4の前編はこちら
 ちょろちょろの水道でもいいか、と思って作ってみましたが、思いのほか水量が豊富で嬉しかったです。

 夏休みにはこの場所で川遊びとドンコ獲りのツアーを開催しました。7/25(日)〜30(金)
 その時のレポートはこちらをご覧ください。


 


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つばさプロジェクト【名作ドラマ「北の国から」を思い出させる水道づくり】