雪のかまくら作り体験にどんな装備が必要か?
絶対に必要なものは(1)手袋、(2)長靴、(3)カッパorスキーウェアの3点。
あると便利なものは(4)帽子、(5)着替え、(6)タオル。
以下、説明します。
(1)手袋
まず軍手は絶対ダメです。濡れると素手より冷たいです。
お子様にはスキー用のこういうのがベスト。1500円くらい。
スキーグローブを選ぶときに重要なのは防水性より着脱性です。
「お母さん、手袋はずしてー!」
と毎回言われるのが面倒くさいからです。
大人の方は自転車に乗る時の手袋でOK。
激しく雪合戦をするとちょっぴり冷たいかもしれませんが、スコップを使う「かまくら作り」なら全然大丈夫です。防水ならなお良し。下のタイプで1500円くらいです。
とにかく軍手位以外の手袋ならだいたいOK。普段、雨の日に使っている手袋をお持ちならそれで十分です。
実はキッチン用のゴム手袋もOKです。
軍手の上に重ねてキッチン用手袋をすれば全然濡れません。
ただちょっと脱ぎ着が面倒でスマホで写真を撮る時に不便です。暖かいのは暖かいです。
(2) 長靴
最重要項目は長靴選びです。
絶対ダメなのが下のタイプです。
ゴム長靴がダメなんじゃありません。履き口が締まらないことがダメなのです。
靴の素材は何でもOK。必要なのは履き口を締められること。
靴の中に雪が入らないようにするためです。会場はいつも50cm以上雪が積もっています。20~30cmの高さの長靴には必ず雪が入ってきます。
履き口が締まる長靴とは以下の2タイプ。
マジックテープで締めるタイプより「ひも」で締めるタイプのほうが私は好きです。
マジックテープも悪くありません。既にお持ちならそれで十分です。脱ぎ履きはこっちのがラクです。
履き口が締まらないと雪は必ず靴の中に入ってきます。
(3)カッパorスキーウェア
服装は雨カッパでOKです。下のカッパは4000円。
上下のカッパをお持ちならそれで十分です。上だけ下だけではダメです。上下二つとも必要。
中に色々着て最後にカッパ上下を着ればそり滑りも雪合戦もOKです。
ただしカッパの場合は必ず「防水タイプ」のものを選びましょう。
世間では「撥水タイプ」のカッパも売られています。これはコンパクトに折りたためてカバンに入れやすいからです。
でもあくまで撥水のカッパは急な雨をしのぐためのもの。長期使用には適しません。
カッパは必ず防水のものにしてください。
下のような「ポンチョ」は絶対ダメです。
かわいくて持ち運びも便利ですが、撥水仕様で隙間も多く、雪遊びをすると必ずびしょ濡れになります。
スキーウェアをお持ちならスキーウェアがベストです。
スキーウェアは最強です。何をしても濡れません。新雪に向かってダイビングする「大の字遊び」をしても全然濡れません。
スキーウェアのデメリットは「値段が高いこと」と「普段使いができない」こと。
上下で1万円くらいしますので、かまくらツアーのためだけに買うのは勿体ないです。
カッパは普段使いもできて4000円くらいです。カッパで十分です。
(4)帽子
帽子は何でもいいです。耳が隠れる帽子は暖かいです。
毛糸の帽子や野球帽もOK。カッパにフードがついていればそれでもOK。
最悪「帽子なし」でも遊べますが、ないよりはあったほうが良いです。
(5)着替え
雪遊びのベテランは着替えなしでOK。初めての方はないよりもあったほうが良いです。
特にお子さんには下着や靴下を用意してあげると良いでしょう。
長靴の中に雪が入ると靴下は何足あっても足りません。長靴選びは最重要です。
(2)履き口の締まる長靴と(3)防水カッパorスキーウェアをお持ちの方は「靴下1足」あれば着替えは要らないくらいです。心配しすぎて色々用意すると荷物が大きくなりすぎますよ。
どうしてもご心配な方やマイカーでお越しの方は着替えをたくさんお持ちください。
(6)タオル
着替えを減らしたい方はタオルを1人2枚くらい用意すれば着替えを節約できます。
濡れた服を乾いたタオルで拭くのです。いきなりストーブだけで乾かすよりも遙かに乾くのが早くなりますから。
以上です。記事トップに戻る。