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2008年11月16日(日)

古座川ゆず狩り2008

 今年もやって来ました。古座川町のゆず狩り体験。
 遠いのは遠いんですけど、えーとこであることには間違いありません。

 ※左から右へ進んで下さい。

 和歌山県古座川町の西川地区。山間部の集落はすこし肌寒く、しかもこの日は雨模様でした。  集会所に集まり、西川地区の区長さんから歓迎のご挨拶。参加されたお客さんも、それぞれ自己紹介しました。  傘を差してゆず狩りに出発。山には霧もかかっています。
 やんだり降ったりの雨の様子を見ながら、高枝切りバサミを使ってゆず狩り体験。  ゆずの木には大きなトゲがあるので、専用のゆず切りバサミや、高枝切りバサミを使って収穫します。  傘を差しながらのゆず狩りでもたくさん収穫できました。とってもいい香り。
 西川地区は清流・古座川のさらに上流にあります。紅葉と霧のかかった美しい古座川で記念撮影。  しいたけ狩りもさせていただきました。この日は雨だったので、山へ行かずにハウスへ移動。  採ったしいたけはすぐに七輪の上へ。ゆずも垂らしてみると、最高の香りが広がりました。
 お昼ごはんを作ってくださった村の皆さんと談笑。「あの美味しいサンマ寿司はこの人が作ったのよ」。レシピも教わる。 「いえいえ、こんなに持てないです!」「まあそう言わんと、せっかく来てくれたんやからコレも持って行き!」。おみやげをめぐる熾烈な攻防・・・  村の皆さんと一緒に西川地区を歩いていると、出会う方、出会う方が「どっから来たの?何しに来たの?」と声をかけてくださいました。私達にはこれが一番楽しいんです。


 傘を差しながらのゆず狩り体験となってしまい、村の人と私の間でこんなやり取りがありました。

 「越道さん、どうしよう?雨が上がるのを待って、もう少しお客さんにゆずを採って帰ってもらおうか?」

 「いえ、もう十分ですよ。それよりもこっちを見てください。雨宿りしながら、お客さんと村の人の会話があんなに弾んでるじゃないですか。うちのお客さんは体験メニューの内容よりも、こうやって村の皆さんから色々なお話を聞けるのが楽しくて、ツアーに参加してくださるんですよ」


 「何もない村だけど・・・」と、村の皆さんはよくおっしゃいますが、何もない村なんてありません。
 全ての地域で田舎ツアーは開催できるのです。


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つばさプロジェクト【体験ツアーじゃなくて、ふれあい旅なんですよ】