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2006年9月30日(土)

古民家をつくろう(第6回)

 先月から家の内側の作業が始まりましたが、今月からはいよいよ古民家の土壁作り。
 土壁作りと言うと、すぐに「土壁塗り」を連想してしまいますが、壁塗りの前に、たくさんしておかなければならないことがあるのです。

 ※左から右へ進んで下さい。

 ちょっとだけ紅い葉っぱも見られたマキノ在原集落。秋が近づいています。  まさに今日から始まった家の土壁作り。年内はずっと小舞竹(こまいたけ)を編み続ける作業の予定です。  土壁の骨組みとして使う竹は細くカットしておきます。これが小舞竹。
 竹の「節」を落として、小舞を組みやすいように平らにしていくゴロー。  ゴローが整えた竹で、竹小舞(たけこまい)を編んでいきます。まず最初は内壁から。  竹小舞の作り方。まず縦に長い竹を3本立てて、それを「支柱」のようにして、横向きの竹をはめ込んでいきます。
 一本一本、縄で締め付けていきます。弛んじゃダメ。一番下まできっちり絞めつけます。  横向きの竹をを一番下まではめ終えたら、今度は縦をはめ込みます。やっぱり弛まないように。  このように網の目状に組んだ骨組みを竹小舞(たけこまい)と言います。現代建築ではほとんど見られない技法。
 完成間近。皆さん、「手つき」も慣れてきて、徐々にスピードアップ。  完成。年内にこれを家の外壁まで全部やりたいということですが、果たして・・・  最後はちょっと番外編。7月に山から運び出した丸太で作った物置小屋。ヨシを保存したり、乾燥させるのに大活躍します。

 土壁塗りは来年以降です。壁の土も手作りします。
 年内は外壁まで竹小舞を編む作業。

 次回も竹小舞の作業の予定。 → 10/28(土)の様子


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