田舎のポストマン


 アメリカの映画「ポストマン」では、主人公(ケビン=コスナー)が田舎の郵便配達員に扮しています。雨の日も風の日も馬で荒野を駆け回り、なぜか暴漢に襲われたりしながら、荒れた時代の人たちに手紙を届けることで生きる希望を与えるという感動のストーリー。
 そう言えば何年か前にも中国の郵便局員の映画がブームになりましたね。

 さて、写真は日本の田舎のポストです。
 自宅の前にある、一見普通のポストですが、よーく見てみると「発信・受信」の2列に仕切られているのがわかります。

 田舎ではポストも少なく、郵便局も遠いので、こうやって郵便局員が家に配達に来たときに「発信」の箱のほうをのぞいていくのです。ポストが無い家なんかになると、配達員が「おばあちゃん、今日は何か出すもの(手紙)あるかい?」なんて、声をかけます。 
 もちろん、郵便局の配達員は毎日やって来るわけではありません。
 でも、こうやって住民とコミュニケーションをとり、その家の人の健康状態まで知り尽くしている田舎のポストマンもいるのです。

 一時NTTドコモかどこかが、電気湯沸かし器に電話をつなげて、おばあちゃんが生きているか死んでいるかを都会の息子たちが毎日チェックできるという「便利」な機械を販売しました。
 おばあちゃんが長い間お湯を沸かさないでおくと、息子たちに連絡が入る仕組みです。
 たまには電話ぐらいしろ!と言いたくもなりますが、値段が高いので結局あんまり売れなかったようです。良かったんだか、何なんだか・・・。

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