山の魅力 その1

ゴールデンウイークが始まりました。

今週末、2日3日は山歩きです。最高のお天気と最高のコースがお待ちしております。

初心者も大歓迎です。 ぜひご参加のほど、よろしくお願いします。

 

さて、山を始めるにあたり、未経験者の方が一度は抱く疑問にお答えします。

「なぜしんどい思いをして、山に登るのか?」

「山に登って、何が楽しいのか?」

 

私なりの回答はいくつもいくつもあります。

その中で今回は珍しい一つについて、お伝えします。

 

「山から帰ってきたら、日常生活の便利さがありがたく感じる」

 

というものです。

 

 

・・・・

 

 

地味だな・・・と思った方、きっといたでしょうね。 

でも、ほんと気持ち悪くなるくらい、人間の作った「町」というものは人間に「便利」で「快適」です。

 

例えば、山から下りてくると、町のいたるところに「ごみ箱」があります。

山歩きをしていると、町中の「ごみ箱」はとっても便利に感じます。

山では当然、ごみは「各自で持ち帰り」しなくてはいけません。

 

なので、そもそも「ごみ」になりそうな荷物は最小限に抑えて山へ出かけます。

「非常食」は別として、お弁当は必ず残さず全部食べます。もったいないのももちろんですが、自分の荷物を少なくしたいので。

 

紙コップや割りばしも私はなるべく使わない。

お弁当箱の「ふた」でお茶を飲む人もいます。

過剰包装なんて、もってのほか。

 

エコです。

 

これって、普段から町のみんなが頑張ってくれたら、かなり「エコ」で「ごみ減量」じゃないですか。

コンビニのごみ箱には食べ物の包装紙が溢れ、新幹線の車内にまでごみ箱は設置されています。

新幹線の中にごみ箱は必要ですか?

私は山から下りてきて、こう思いました。

新幹線に乗ってる間ぐらい、ごみを出さないでおこうよ、と。

 

登山者も少しのごみは出すけれど、各自で最小限に抑えようと創意工夫をしています。

だって早朝から夕方まで、ごみを持って自宅まで帰るのですから。

山を始めてみて、自分自身の日常でもごみを減らすことに関心が高まりましたし、登山仲間のごみ減アイディアももらって参考にしています。

 

 

山の魅力が「ごみの減量かよ!」とお思いになるかもしれませんが、それだけではなくて、例えば家の中にはガスがある、電気がある、トイレとあったかいお風呂がある・・・

これらのありがたさを感じると、資源を無駄にできない、大切にしなきゃと思うようになるわけです。

 

コンビニに頼っていると、人間の脳は間違いなく退化しますよ。

山や村では「コンビニがないと不便だ!」という人は一人もいません。

自然が作り出した「山」の中で、誰もが不便さを享受して楽しんだり、働いたりしています。

 

エスカレーターもないし、コンビニもない。

だから、山の人や田舎の人はみなさん元気で丈夫な方ばかりです。

体だけでなく、「頭」も鍛えられそうです。

山に出かけて、「忘れ物した!」なんて言う人は一人もいません。

だって忘れても取りに帰れませんので、絶対に忘れないように注意するからです。お年を召してもボケている暇なんかないのです。

 

 

自然とともにある喜び、自然を感じる快感。

これも登山の魅力として広く語られていますが、私のこの話もその中の一端にあるものだと思っています。

不便な「自然」の中で一日すごすと、今まで当たり前に見過ごしてきたことが少しずつ見えてきます。

 

足元を見ていないとつまづくだとか、足元だけ見てると今度は頭を打つとか、そういう些細なところから、人間の感覚が研ぎ澄まされます。

何か足りなければコンビニで買えばいいやとか、約束に遅れそうな時はスマホがあるさ、という生活は若い人をダメにすると思いますよ。

 

 

ということで、山の魅力その1はごみ減量の話・・・ではなくて、日常生活の便利さにどっぷり浸らないで、創意工夫する頭を持ちましょう、というお話でした。

 

山に登らんでも創意工夫できるわい!!!という方も、ぜひ一度山にお越しください。

創意工夫のできる方ほど山を楽しみ、時に優越感を感じたり、気分爽快になれますから。

 

 

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