その3.まずは雪山を作ろう

雪山を作ろう
雪山を作ろう

いよいよ「かまくら作り」を始めます。

まず直径2m、高さも2mほどの雪の山を作り、後でその山に横穴を掘って「かまくら」を作ります。

このサイズは「大人4人がかまくらの中で座って火鉢を囲める」くらいの大きさです。

雪山はその2で紹介したやり方で、雪のブロックをいくつもいくつも積み上げて作りましょう。

「山を作る」と言いましたが、ピラミッド型の「円錐形」ではなく「円筒形」になるように。←最重要

円錐(△)・・・ダメダメ!

円筒(ロ)・・・バッチリOK!!

円錐形はかまくら完成後の「居住空間」が狭くなるうえ、雪山を積み上げる作業中、せっかく持ち上げた雪ブロックが三角の壁をコロコロ滑り落ちてきて、悲しい目に合います。

円筒形だと「居住空間」も広くとれ、さらに雪を積み上げる作業もやりやすいです。

 

どうすれば円筒形の雪山が作りやすいかというと、雪山の外周から積み上げていくイメージです。

まずは「火山の火口」型と言いますか、「お茶椀」型と言いますか、最初はこういう形(凹)になるよう雪を積み始め、後から少しずつ真ん中を埋めて円筒形(ロ)の山に整形していくとよいです。

子供たちに山を作りましょうと言えば、たいてい△の形になりがちですが、これだと大きな雪山を作るのが少し難しくなります。(できないとは言いませんが、初心者が△の形で積み上げ始めて、ロの形に仕上げるのは少々骨が要ります)

 

目次に戻る

その2.スコップの使い方

b7febafa260cfc06d2779d8df3fbd1dc

基本中の基本・スコップの使い方

スコップを無造作に雪の中に差し込んで、てこの原理で雪を持ち上げるのは「最悪」です。

スコップは簡単に折れ、あなたの腰も痛めることになります。

 

雪かきの基本は「四角いブロック」状に雪を切ること。

いま、あなたの目の前に真っ白い雪が1mほど積もっています。

そこへ男性ならば30cm四方、女性ならば20㎝四方を目途に雪の中に4回スコップを入れ雪を四角く「切り」ます。

そしてスコップの上に立方体になった雪を乗せ、膝の力で持ち上げます。これが雪かきの基本。

あなたが将来、どこかの雪国で雪かきボランティアをすることがあれば、きっと役立つ基本のテクニックです。

 

「てこの原理」は厳禁。

雪は水と同じ重量があり、たいへん重いものです。軽いアルミスコップで「てこの原理」をやると写真のようにアルミ部分が折れるか、あるいは木の柄の部分が折れます。

私はツアーのお客さんに毎年口酸っぱく注意をしますが、それでも毎年スコップを折られ続けています。人間の本能なのでしょうか、てこの原理は・・・

 

目次に戻る

※関連記事:雪のあと

その1.スコップの選び方

kaakura1-1

必需品・スコップの選び方について。

1.スコップの種類は「アルミの角スコップ」がおすすめ。

ホームセンターで買えます。浅香工業さんの「金象」と「銀象」がおススメです。

かまくら作りで使用できるスコップの種類は以下の4種類。

a.鉄製(重くて丈夫)で先端が丸いもの

b.鉄製(重くて丈夫)で先端が四角いもの

c.アルミ製(軽くて弱い)で先端が丸いもの

d.アルミ製(軽くて弱い)で先端が四角いもの

雪のかまくら作りに最適なスコップは「d」です。写真のようなもの。

鉄製は土砂向き、アルミ製は除雪向きです。

先端が丸いものは「掘る」ことに向いていて、四角いものは「運ぶ」ことに向いています。

かまくら作りは雪用のアルミ製で、「運ぶ」ことに適した四角いものがおススメです。

 

ちなみにプラスチック製の雪かきスコップもホームセンターで売られています。あれは屋根の上の雪を落とすことはできますが、地面の雪を持ち上げることはできませんので「かまくら作り」には適しません。

ただ、お子さんが遊ぶには軽くて楽しいですから、かまくらツアーにご持参いただいても、一切否定はいたしませんよ。笑

 

目次に戻る

雪のかまくらの作り方・目次

DSC03912

今年もあと1ヶ月になりました。年が明けるといよいよ恒例「雪のかまくらツアー」が始まります。毎年毎年、大好評をいただいておりまして、本当にありがとうございます。

ここで今シーズンの「かまくらツアー」に参加される方もされない方も、ちょっと耳をお貸しください。これから「雪のかまくらの作り方」を全6回に分けてレクチャーします。

作り方は穴を掘る雪山型と、ブロックを積み上げるイグルー型の2種類がありますが、ここでは日本古来の「雪山型」を紹介していきますね。

 

雪のかまくらの作り方「目次」

その1.スコップの選び方

その2.スコップの使い方

その3.まずは雪山を作ろう

その4.次に横穴を掘っていこう

その5.最後の仕上げ

その6.遊び方

 

以上、全6回に分けて紹介していきます。今シーズンのかまくらツアーに参加したいという方はぜひ「予習」をしておいてくださると、当時の楽しみが増しますよ。お楽しみに!

※今シーズンの参加者募集ページは【こちら】