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2006年7月22日(土)

古民家をつくろう(第4回)

 前回までの屋根葺き作業から一変。
 今日は木材を山から運び出す作業です。

 手作り古民家は、その材料も山や森から仕入れているのです。

 ※左から右へ進んで下さい。

 マキノにやって来たゴロー。今日はトラックの荷台に乗り込み、山へと向かいます。  この日は丸太小屋を作るための材料を、小屋作りの現場まで運び出す作業です。  既に切り倒してあった間伐材を、二輪車にロープでしっかりと括りつけます。
 8mの木材を運ぶ運搬車。台車を固定し、いざ出発。  エンジン始動。  かやぶき屋根の美しい在原集落を時速5kmで走る運搬車。
 運んだ間伐材は1箇所にまとめておきます。女性陣が皮をむく作業を手伝ってくださいました。  男性陣はもう一度山へ。何度も何度も往復して丸太小屋の材料を山から運びます。  木材の皮を剥ぎ取ったあと。皮がついたまま小屋を建てると、皮と木のすき間に虫がわいてしまいます。
 山は平らではありませんし、材にはキャスターも付いておりません。一本一本丁寧に山から運び出すしか方法はないのです。  材の枝をキレイに落として、山を滑らせるようにロープで慎重に引っ張ります。枝が残ったままだと引っかかってしまいます。  林道まで引っ張り下ろして、台車に載せる作業の繰り返し。林業が本当にたいへんなのはこの「運び出し作業」なのですね。

 木を切る体験はできても、山から木を下ろす作業は滅多に経験できません。
 重労働には違いありませんが、やはりコツがあります。

 力を入れずに上手に山の材を運び出す先輩たちの姿を見て、「てこの原理」や物理で習った「ベクトル計算」を思い出したゴローなのでした。

 天井部屋の床づくり → 8/26の様子


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