最後の仕上げ

その4で横穴を掘り始めました。何度も言いますが「てこの原理」は厳禁ですよ。

「ブロック切り」と「雪を削るイメージ(写真)」で穴を広げていきましょう。

案外かまくらは頑丈で、中から外の薄ら明かりが見えてもそんな簡単に崩れません。

「居住空間」を広げる意味でも、外の薄ら明かりが見える直前まで、掘って掘って掘りまくりましょう。

 

難しいのは横面と上面を広げる作業。

横掘りのコツはかまくら入り口の外側に座り、「かまくら完成後の壁に沿って斜めに削るように」入れること。

欲張らずに少しずつ「ブロック切り」と「削るイメージ」でかまくらの「居住空間」を広げていきましょう。

天井を広げる「上掘り」も同様です。スコップの向きを変え、雪を乗せる面を下にして、削るように「上掘り」をするといいです。

上掘りの時は特にその4で説明した「そり敷き」が便利ですよ。

横を掘る時も上を掘る時も、スコップの柄が自分の体や地面に当たって、思い通りに振り回せません。そこをテクニックでカバーするか、もう一本小さいスコップを用意するかはあなた次第。

雪を削るには「スコップの側面」でも車のワイパーのように雪を削れることを知っておくべきです。

 

かまくらの中に入ってスコップで壁や天井を削れるようになると、いよいよラストスパートです。

壁面のデコボコを平らに整形し、「壁と床の接地面が直角」になるように削ると完成です。

この「直角」の件は結構重要です。居住空間が広くなるからです。

床と壁が直角になり、雪のデコボコがきれいに平らに整地できたら、かまくら完成です。

お疲れ様でした。おめでとう!

 

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